行政書士ホームページ作成講座|記事の書き方<外注編>

ホームページの原稿を自分である程度書けるようになった!

という人が、次に進むべきステップが、外部の人に記事を書いてもらう方法です。

ただし、、、

あまりオススメではありませんが、

初めての人でも、記事を外部の人に書いてもらってホームページを作る

という方法もあります。(※外注するという表現をよく使います。)

自分で記事を書いたことがない外部のライターなどに依頼したことがない

という人は、はっきり言います。

100%失敗します」

これだけはっきり言っているにも関わらずやる人はいます。

私は、できる!

と思っている人が・・・

私失敗しないので!!!!

と言いたいのかもしれませんが。。。

そんな人を私は、これまで30人以上は見ました。

それで出来た人を見たことがありません・・・

まずは、自分で記事を書けるようになりましょう。

その後です。

ジャンル特化のホームページを作る時は、外注さん(外部のライター)を使った方が、早くできるようになります。

本業が忙しくなっていると、記事を書く時間やライバル調査にあまり時間が取れなくなってきます。

外部ライターを活用することは、ホームページ運営では大事です。
今回、外部ライターを利用するサイトは、2つです。

クラウドワークス https://crowdworks.jp/
ランサーズ https://www.lancers.jp/

どちらもほぼ同じです。

どちらかにクライアント側で登録すればOKです。

業界最大手の2社。

私は、クラウドワークスの方が圧倒的に多いです。
記事の発注数は、下記です。

700件以上、記事を発注しています。

クラウドワークス記事発注数

ランサーズの方は、下記です。

ランサーズ記事発注数

これだけ経験していてもなお、いろいろと悩むことがあります。
今回は、外注ライターをうまく活用する基本的な部分をご紹介します。

あと、外注ライターを使ったからといって、100%の記事が出来上がる、と思ってはいけません。

50〜60%の記事が出来上がれば、十分です。

依頼の仕方や文章の書き方も経験数が少ないと、相手にうまく100%伝わることが難しいからです。

でも、自分が書かない分、空いた時間が使えるのは、一気にスピードが上がります。

外注前に記事構成を考える

外注前に記事を構成を考える

上記4.「記事の目次・構成を作る」でも書いていますが、

まずは、目次・構成を作ります。

1.建設許可申請する場所、方法

2.建設許可証の種類は?

3.建設許可証を取るための条件・資格とは

4.建設許可証を取得するまでの流れ

ステップ1:

ステップ2:

ステップ3:

5.建設許可証に必要な費用とは

6.建築許可申請で用意すべき必要書類とは

7.まとめ

だったとします。

構成が決まると、各構成ごとに、200〜300文字ぐらいでライターさんに依頼します。

構成ごとに、あなたが絶対に書いて欲しいこと
筋書き

みたいなものがあれば、それを書きます。

参考にしてほしいURLもリストアップします。

記事を依頼する方法を決める

記事を依頼する方法は、2つあります。

タスク 誰でも書いてもらう、大量に集まる
プロジェクト ライターを選別して記事を書いてもら

タスク記事で依頼する場合、

コストを抑えることができる大量に集めることができる

という反面、品質が低くなりやすい傾向にあります。

プロジェクトの場合は、

記事を書いてくれる人を選ぶことができます。

そのため、品質は、それほど落ちずそれなりの記事が出来上がります。

1.自ら探してスカウトする

2.提案を待つ

1は、自分でライターを探します。

2は、プロジェクト登録された内容を見て、ライターさんが、提案をしてきます。

今回の場合、

「ライター登録している行政書士さんにお願いする」

というのが一番良いと思います。

法律文章は、なれない人が見ると、何を書いているのかよくわからない難解なものが多く、自治体の文章も、簡潔に書かれており、背景が全くわからないものや調べば他にもわかるけど、書いてないものなど、経験者の方がわかりやすい、と思ったからです。

タスクで募集する方法がありますが、失敗する確率が高いので、割愛します。

タスクでやってみたい、という人は、各自で挑戦してみてください。

行政書士さんでライター登録されている方は、多数います。

【スカウト編】クラウドワークスで「行政書士」ライターを探す方法

https://crowdworks.jp/dashboard

クラウドワークスにログインします。

クラウドワークス 検索ライターを探す

「クラウドワーカーを探す」

をクリックし、

「行政書士」

と入力します。
すると、行政書士さん、または行政書士事務所さんが一覧で表示されます。

クラウドワークスライター探す方法

<選ぶ基準>

  • 受注実績
  • 評価
  • 本人確認
  • プロフィール

この4つで判断します。

この4つで選びますが、一番重要なのは、

受注実績、プロフィール

この2つです。

本人確認はあれば良い、程度です。

4つの選ぶ基準を解説します。

受注実績が多い人を選ぶ

受注実績が多い人は、すでに多くの人と仕事をしていることがわかります。

タスクで仕事を請け負った場合、受注実績には入りませんので、プロジェクトでしっかりと相手方とやりとりしたのみ表示されています。

多いと仕事慣れしているため、円滑に進むことが多く、こちらの意図も把握してくれやすい傾向にあります。

どんな仕事をされているのか、概要は確認できますので、一度プロフィールの詳細を見てください。

ただし、「スカウトのお仕事」の場合は見ることが出来ません。

その場合、スカウトされているぐらい仕事がある程度できる人、とも受け取れます。

クラウドワークススカウト

発注者側からライターを指定して依頼する場合は、スカウト扱いになるため、

「スカウトのお仕事」と表示されます。

そういった探して依頼している人が多いため、しっかりしたライターさんである確率が高いです。

評価は、高いから良いとは限らない

評価が星マークで5段階で評価されます。

5だから良い、と思うのは正しくありません。

クラウドワークスの仕組み上、5になりやすい。

では、なぜ、5になりやすいのか、解説します。

評価をみるときは、コメントを見る

これが大事です。

評価は、高くなりがちです。

評価が高くなりがちな理由とは!?

依頼者、受託者、両方とも評価を書きますが、各順番は、自由です。

ということは、一方が悪い評価を書けば、それを見て、悪い評価を書く人がいます。

実際、どちらが悪かったかわかりませんが、例えば、依頼者Aさんの依頼の仕方が悪く、いろいろと方針が変わったとします。

受託者Bさんは、そのことを正直に書き、星1と評価したとします。

依頼者Aさんは、その評価を見て、私が悪かったです。

でも受託者Bさんは、しっかりやってくれたので、星5です、と書けば良いですが、人間そうはいきません。

本当は、依頼者Aさんが悪かったとしても、Bさんの評価を見て、Aさんは、いやいや、Bさんが言った通りにしなかった、星1と評価を書き込む傾向にあります。

どちらか先に評価を書くことが決まっていると、それがわかりやすいのですが、正直に書く人も増えるかもしれませんが、今の仕様では、どちらでも先に書けてしまうので、あとに書いたほうが得。

得、という意味は、あとに書いた方が、相手の評価を見て書けるため。

そうなってくると、たとえ、本当は、Aさんの指示が悪かったのですが、Bさんは、自分の評価が1と書かれることを嫌うため、星5と評価する傾向にあります。

このように、現在のクラウドワークスでは仕組み上、そうなりやすいので、評価はそれほど重要視しません。

評価を見る時は、書き込まれたコメントを見る

例えば、評価5と書き込んであるけど、コメントがない場合、少し疑いましょう。

褒めるところがなかった、もしくは上記のように相手が悪かったけど、悪い評価にされたくないから、星5で、褒めるところもないし、褒めたくもないので、何もコメントを書かない、という人が比較的、多いです。

コメントがしっかり書き込まれている場合、評価が高い傾向にあります。
星の数だけを見るのではなく、書かれているコメントも見るようにしましょう。

本人確認 「済」は、安心感がある程度

クラウドワークス側で、免許証など確認が取れています。

本人確認が取れている人は、事務所名や行政書士番号を公開している人がそれなりにいます。

こうなると安心感がありますよね!

本人確認が取れていない人は、もしかしたら、行政書士ではないかもしれません。

でも、行政書士の資格を持っています、とプロフィールに書いている可能性もあります。

記事を依頼しても、資格を持っていないので、トンチンカンな記事が納品される可能性があります。

本人確認「済」の人を選ぶようにしましょう。

ただし、絶対ではありません。

「済」マークがあれば越したことはありません、程度です。

プロフィールをしっかりと確認する

プロフィールに名前や事務所名をオープンにしている人がいます。

そういう人は、行政書士の資格を保有しているかどうか、調べやすいですよね。
あと、プロフィールが雑な人は、総じて仕事も雑になりがちです。

プロフィールの文章がしっかり書けている、ということは、記事を書く能力が高い可能性があります。

プロフィールってやっぱり大事だと、依頼者側にたったときに改めて実感します。

20人ぐらいのプロフィールを読み比べると、なんとなく、見えてくるものがあります。

数をこなしましょう。

行政書士さんの中でも、得意とする分野なども書かれています。

その得意分野に合う人に、記事を依頼するようにしましょう。

4つを見ていると、なんとなく、依頼したい、と思う人は絞られてきます。

クラウドワークスライターを探す方法

その人には、「この人に仕事の相談をする」を押して

カテゴリ「ライティング・記事作成」>「記事・Webコンテンツ作成」

を選び、メッセージを送りましょう。

クラウドワークスライター検索

依頼する仕事内容を確定する

仕事内容 ○○○に関する記事の作成
契約金額 ○○○○円(税込+手数料込)
期間 ○日間
納品予定日 ○月○日

この4つを確定します。

○仕事内容

記事の書き方ページで解説していた「記事の目次・構成で作った内容」です。

○契約金額(税込)の設定

クラウドワークスなどでは、文字単価、でやり取りされる事が多いです。

1文字@1円が相場観と思いましょう。

1文字@3円は、それなりの価格です。

もっと安くもできますし、そういった案件も多いですが、安かろう、悪かろうです。

1,000文字書いて、1,000円です。ここからクラウドワークスに手数料を取られます。

ライター側の手取りは、約800円です。

1時間で1,000文字書いた場合、800円しかもらえません。効率よく稼ぐには、30分程度で仕上げないといけません。

でも、調べたりする時間も必要でしょうから、30分程度で書くことは難しいです。

そうなると、割にあわないかな、と思った人は、応募してくれません。

記事書くのに、これぐらいはかかりそうかな?

という自分の体験を目安に考えると良いでしょう。その意味もあって、自分で記事を最初は書きましょう、とお伝えしました。

あと、注意点があります。

金額を書くときに、手数料込、と書くようにしましょう。

例えば、1,000文字、1,000円でお願いしたとすると、手数料200円分負担して下さい、と交渉されます。

単純に、1,000円+200円 = 1,200円にして下さい、と提案されます。

そのため、最初金額のときに、

契約金額(税込) 1,000円(手数料込)

と手数料込を書いておきましょう。

そうすることで、手数料込の状態で検討されます。
それでも、価格交渉されることはあります。

自分の中で、+10%前後は余裕を持ちましょう。

クラウドワークスで依頼する時のメッセージ雛形

必ずしも、これがベスト!ではありませんが、私が使っている雛形(テンプレート)の一部をご紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーー
○○○○さん
初めてご連絡させて頂きます。

行政書士のトリセツ○○と申します。

今回、○○○○さんのプロフィールを拝見させて頂き、お仕事をご依頼したいと思い、ご連絡させて頂きました。

お仕事内容は、下記になります。

=============
記事内容:建設業許可に関する記事作成のお願い

金額:○,○○○円(税込・システム手数料込)

期間 約2週間

納品予定日:○月○○日

記事の詳細は、添付ファイルをご確認下さい。
※添付ファイルtextirai.txt

=============
ご検討の程、よろしくお願いします。

また、ご不明点等ございましたら、お気軽にご返信下さい。
行政書士のトリセツ○○

ーーーーーーーーーーーーーーー

textirai.txtは、最初に書いた
記事の目次などを書いた内容を、テキストファイルに保存したものです。

それをアップします。

契約金額は、低くしすぎると、品質が低くなる

依頼するときの金額は、文字単価1円が相場と思って下さい

とお伝えしました。

クラウドワークスやランサーズを見ると、
1文字0.5円や、0.3円などもあります。

そして、そういった記事を書いているライターもいます。

ただし、そういった記事を書いている人は、それなりの品質、と思って間違いありません。

あなたが想像する20%程度の出来と思った方が良いです。

やすかろう、悪かろう。
今、ライターは、取り合いです。

オウンドメディアと呼ばれる企業がWEBメディアを運営することがブームになっており、人気ライターは引っ張りだこです。

そのため、仕事ができるライターは、仕事を選んでいます。
それなりの価格を提示しないと受けてくれないことが多いです。

特に、スカウトであれば、なおさらです。

スカウトは、こちら側から提案することも要因ではあります。
では、プロジェクトにして、価格を抑えるとどうなるのでしょうか?

【プロジェクト編】記事の発注の仕方

プロジェクトで依頼する場合、

条件をつけながら、

見積もり提案を受けます

直接スカウトと比べて、クラウドワークスやランサーズに登録しているユーザーが仕事を探している中、この仕事をしたい、応募したい

となったときに、見積もりや提案が送られてきます。

プロジェクト形式で依頼する際、

依頼内容を詳細に書けます。

もちろん、応募条件なども書けます。

行政書士さん限定

とか、

ただ、それでも応募条件を読まずに提案してくる人もいます。
そういう世界と思って下さい。

そういった人への対応が増えれば増えるほど、手間になります。
そして、中には、魅力的に見える提案もあります。

発注の仕方は、基本的には、スカウトと同じで、作ったテキストファイルを、貼り付けます。

クラウドワークスの場合、どういった内容を書けば良いのか、ある程度テンプレートが入っています。

その通りに埋めると出来上がります。

クラウドワークスプロジェクト

記事を発注したからといって、必ず納品されるわけではない

記事を発注したら、もう完成だ!

と思ったあなた、間違いです。

必ず納品されると思わないで下さい。

納品されない!?ライタートラブルあるある

納品日当日になって、ライターさんから

  • 家族が事故に合いました。
  • 家族が入院しました。
  • 体調が崩れまして、納品が遅れます。その後、音信不通・・・
  • 忙しくて、これから作業をします。結局納品されず・・・
  • キャンセルします。

こういった連絡が来ます。
納品日前日に来たら良い方ですが、納品が過ぎても全く連絡がなく、納品日後に、こちらから連絡して、返事がある、というパターンも多いです。

たまに、全く連絡が取れない場合もあります。

こういったことは一定数の確率で起こります。
そのため、発注したから、といって安心してはいけません。

納品が完了してこそ、記事発注の仕事は終わりです。
納品されずトラブルになることもあります。

その時は、再度募集をしましょう。

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