厚生労働省は、1日350gの野菜を摂取することも推奨しています。
しかし、農林水産省の発表を見ると1日の平均野菜摂取量は、280g程度。
でも280gと言われても、ほとんどの人はピーーーーーんと来ないはずです。。。
私も、1日平均280g程度、と言われて、何をどう食べたら280g?
と思ってしまいます。
子供は、今小学校、中学校ともに多くの自治体で給食が導入されています。
給食は、栄養バランスが考えられているため、昼の給食だけでも野菜はそれなりに摂取できています。
でも、大人は?というと、正直、食べたいものを食べているので野菜はあまり・・・
または、子供のときは親に野菜を食べるように言われて食べていたけれど、大人になると誰も注意しなくなるため、野菜を食べなくなった・・・
という人もいるのではないでしょうか?
実際に、1日に野菜摂取目標350gと摂ろうとするとどれくらい必要でしょうか?
1.ほうれん草のおひたし:70g
2.きんぴらごぼう:70g
3.野菜サラダ:70g(キュリ、トマト、キャベツなど)
4.野菜いため:140g
4つの合計で、350gです。
おそらく、今の子育て世代で夜ゴハンに出てくるとすると
野菜サラダ:70g
ぐらいではないでしょうか?
これは、親が悪いのではなく、おそらく時短にした結果、ということの方が強い印象です。
野菜炒めの140g部分は、おそらくメインの料理が出てくるはずです。
お肉とか。
もう少し出てくるよ、という家庭であれば
メイン+野菜サラダ+きんぴらごぼう
このあたりではないでしょうか。
でもこれだけ出ると合格点です。
夜ご飯で140gの野菜が摂取できます。
あとは、朝ごはんが食べれていれば・・・
おそらく朝、しっかり食べないのは子供に限らず親も同じで・・・
朝しっかり食べない人が多いので、1日の摂取目標量に届かないのでは?
と考える事もできます。
野菜の成分表はある程度わかっていても、摂取量になると・・・
実際、野菜にはどんな成分が含まれているのでしょうか?
料理している人だと、ある程度どんな成分なのかは知っている、わかっている、という人が多いのですが、
じゃあ、その野菜をどれくらい食べると、どれくらいの摂取量なのか?
と言われると、それは・・・
わからない
という人がほとんどです。
これが1皿で約70g摂取できる野菜の量です。
いかがですか?
実際に見てみると、少ない・・・
と思うものもあれば、結構多い?
と思うものありませんか。
たとえば、きゅうり1本をたべて70gです。
きゅうり1本まるまる1人食べる、という人は少ないのではないでしょうか。
トマトやかぼちゃなんんかは、食べる量から見ると比較的少ないように感じます。
トマト1/2個だとすぐですよね。
かぼちゃ1/16個もかぼちゃの煮物なんて代表的案メニューで2個ぐらい食べたらほぼ1/16個分です。
実際にイメージしてこれから料理を作ると変わってくるのではないでしょうか?
おそらく、料理を作っている多くの女性は、野菜の摂取量という見方では見ていないので、この画像が普及すると平均的に上がりそうな気がしております。
野菜の摂取量よりもカロリー重視のトレンド
この数年、ライザップを筆頭に、ダイエットがトレンドでした。
コロナが続き、フィットネスが注目を浴びています。
健康的な生活を過ごそう、ダイエットを筆頭に運動を取り入れだすと、注目されるのが、
カロリー
です。
高タンパク、低糖質なものを食べよう
というトレンドになりました。
代表的な食事で、オートミールがあります。
オートミールの栄養価を知っている人は多いですが、野菜の摂取量に換算すると・・・
ほとんどの人は、摂取量ではなくカロリー計算中心で見ています。
その流れがありますが、一度野菜の摂取量ってどれくらいなんだろう?
自分が食べている食事内容を一度スマホで撮影します。
それを1回見直してみることをオススメします!
農林水産省の「野菜を食べようプロジェクト」に野菜の情報が載っています。
野菜を改めて考えるきっかけには最適な情報サイトです。